【ビジネス書】「日本一稼ぐ弁護士の最強メンタル」をテーマにしたスピーチ

皆さん、おはようございます。

本日は、私が最近読んだ本から得た気づきについてお話しさせていただきたいと思います。

私が読んだのは、福永活也著「日本一稼ぐ弁護士の最強メンタル」という本です。

著者は東日本大震災における東京電力への損害賠償請求業務を手がけ、弁護士5年目で年収6億円を達成された方で、飛躍するためのチャンスを掴むために必要なマインドセットや、働き方の本質について書かれた一冊です。

この本を読んで、私は「成功」というものについて、これまでとは異なる新たな視点を得ることができました。

多くの人が「成功」と聞くと、才能や運、あるいは特別な機会との出会いを想像するかもしれません。しかし、この本を通じて私が強く感じたのは、成功とは日々の小さな選択の積み重ねだということです。

著者は、周囲から否定的な評価を受けた時でさえ、その状況から学びを得ようとする姿勢を貫いていました。

これは私たちの日常でもよくある場面です。上司から厳しい指摘を受けた時、同僚との関係がうまくいかない時、私たちはつい自己防衛的になりがちです。しかし、そんな時こそが大きな成長の機会なのかもしれません。

また、「忙しい」という言葉を使わないという姿勢も、私にとって大きな気づきでした。

著者は、「忙しい」という言葉を安易な言い訳として使用することを避け、常に具体的な理由を持って物事に対応する習慣を身につけました。その結果、仕事でもプライベートでも積極的にYESと答えることが増え、より多くの経験を積むことができたそうです。

さらに印象的だったのは、著者が困難な状況を「投資」として捉えている点です。長時間の労働や厳しい案件への対応を、単なる苦労としてではなく、将来の自分への投資として考える。この視点の転換は、日々の仕事への向き合い方を大きく変えるヒントになると感じました。

この本を読んで、私は自分の仕事における「言い訳」について、深く考えさせられました。

「時間がない」「経験が足りない」「準備が不十分だ」。これらの言葉で、どれだけ多くの可能性の芽を摘んできたことでしょう。

成功への道筋は、決して一直線ではありません。

しかし、日々の小さな選択の積み重ねが、いつか大きなチャンスを掴むための土台となる。そして、そのチャンスを確実に掴むためには、日頃からの準備と前向きな姿勢が不可欠なのだと、強く実感しました。

今朝のこの時間を、皆様それぞれが、自身の仕事への向き合い方を見つめ直すきっかけとしていただければ幸いです。

ありがとうございました。

参考文献