超定番!ビジネス本の王道5選!

朝礼スピーチのテーマとして、映画・ドラマ・テレビ番組などのエンタメは禁止という企業がありますが、本はOKというところはけっこう多いです。

今回は、その中でも定番中の定番、長年読み続けられているビジネス本といったらコレ!という5冊を紹介します。

もう既に読んだことがあるという方も、今読んだら違う解釈ができたり、当時はピンとこなかったことがそういうことだったのか!と新しい気づきがあるかもしれません。

読んだことがないという方は、是非感想をスピーチにまとめて話してみましょう。本の感想を話すときには、その本を読む前と呼んだ後で自分の中でどのような変化があったか、何か変わったかに重点を置くといいですよ!

「7つの習慣」 スティーブン・R・コヴィー

ビジネス本のベストセラーといえば、こちらを真っ先に思い出す方も多いのではないでしょうか。

「7つの習慣」は、スティーブン・R・コヴィーによる自己啓発の名著で、成功者たちの共通点を観察し、その原則を「7つの習慣」としてまとめたものです。以下が、その7つの習慣ですが、詳しい解説は本書をご覧ください。

  1. 主体的である:自分の反応を自分の意思で決め、物事の見方を変え、発する言葉をポジティブなものにし、他人がどう思うかではなく、自分がどうするかを意識する。
  2. 終わりを思い描くことから始める:目標を明確に設定し、それに向かって行動する。
  3. 最優先事項を優先する:時間とエネルギーを最も重要な事項に集中する。
  4. Win-Winを考える:相手と自分、双方が勝つような解決策を模索する。
  5. まず理解に徹し、そして理解される:他人の立場や考えを理解し、自分の意見を伝える前に相手の意見を理解する。
  6. シナジーを創り出す:チームの力を最大限に引き出し、個々の力を超えた成果を生み出す。
  7. 刃を研ぐ:自己啓発と自己改善に努め、自分自身を常に成長させる。

これらの習慣は、個人的な成長から人間関係の構築、そして成功への道を歩むためのガイドラインとなります。

私の感想としては、「7つの習慣」は単なる成功への手段を提供するだけでなく、より良い人生を生きるための普遍的な哲学を提唱しています。それぞれの習慣は、人間の内面にある人格的なものを重視し、自己成長と人間関係の改善を目指します。これらの習慣を理解し、日々の生活に取り入れることで、仕事だけではなくプライベートも豊かになるでしょう。

「人を動かす」 デール・カーネギー

「人を動かす」はデール・カーネギーによる名著で、人間関係の構築やコミュニケーション能力の向上に関する30の原則を物語調で学ぶことができます。以下がその主な内容です。

  1. 人を動かす3原則
  2. 人に好かれる6原則
  3. 人を説得する12原則
  4. 人を変える9原則

「人を動かす」は、人間関係の成功を追求するための実践的なガイドとして広く認識されています。この本は、他人との関係を改善し、自分自身をより良く理解するための具体的な手法を提供します。それぞれの章が、人間関係の構築や改善に役立つ具体的なアドバイスで満ちています。

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「マネジメント 基本と原則」 ピーター・ファーディナンド・ドラッカー

「マネジメント 基本と原則」は、ピーター・ファーディナンド・ドラッカーによる経営学の指南書です。この本は、経営者やビジネスに関心のある人々に向けた価値ある一冊となっています。以下がその主な内容です。

  1. マネジメントの使命:企業の成果、公的機関の成果、仕事と人間、社会的責任について説明しています。
  2. マネジメントの方法:マネジャー、マネジメントの技能、マネジメントの組織について解説しています。
  3. マネジメントの戦略:トップマネジメント、マネジメントの戦略について説明しています。

この本は、「変化」のときこそ、「基本」を確認しなければならないという考え方を示しています。自らの指針とすべき役割・責任・行動を示し、新しい目的意識と使命感を与える書とされています。

また、ビジネスの世界で成功を追求するための実践的なガイドとして広く認識されています。この本は、他人との関係を改善し、自分自身をより良く理解するための具体的な手法を提供します。それぞれの章が、人間関係の構築や改善に役立つ具体的なアドバイスで満ちています。

「道をひらく」 松下幸之助

日本人だって負けていません!

「道をひらく」は、パナソニックホールディングスを一代で築き上げた松下幸之助による短編随想集で、彼の体験と人生に対する深い洞察をもとに書かれています。1968年に初版が発行され、2014年には累計発行部数が520万部を突破し、日本国内のビジネス書のベストセラーランキングに登場し続ける大ベストセラー・ロングセラーとなっています。

本書は、松下幸之助の言葉で記された人間関係や働くにあたっての心構え、楽しみ方などが綴られており、多くの人にとって指針となる内容が含まれています。特に以下の3つの考え方が核心となっています。

  1. 謙虚で素直になる
  2. 人を大切にする
  3. 向上心を持つ

これらの考え方は、自分の道を切り開き、日々新たに生きぬくという人々に贈られています。

松下幸之助の深い洞察と経験が詰まったこの本は、読者に対して自己啓発の道を示し、人間関係の構築や自己成長についての有益な洞察を提供します。それぞれの短文は、読者が自分自身と他人との関係を深く理解するための鏡となります。

「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」 岸見一郎

最後はこちら。「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」は、岸見一郎と古賀史健によって書かれた自己啓発書です。この本は、心理学の三大巨頭の一人であるアルフレッド・アドラーの思想を、哲学者と青年の対話形式で解説しています。

アドラーは、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善するための具体的な方策を提示しています。この本は、そのアドラーの教えを平易かつドラマチックに伝えるために、哲学者と青年の対話篇形式を用いています。

この本は自己啓発書の中でも特に影響力があり、多くの読者にとって人生観を変えるきっかけとなる一冊だと思います。アドラーの教えは、自分自身を理解し、他人との関係を改善するための有効な手段を提供してくれます。また、対話形式は読みやすさを提供し、複雑な心理学の概念を理解しやすくしています。この本を読むことで、自己啓発の旅を始める勇気を得ることができるでしょう。


いかがでしたか?最後までご覧いただきありがとうございます。

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