世界陸上2025
皆さん、おはようございます。
まだ残暑の厳しい日が続いていますが、朝晩の風に少しずつ秋の気配も感じられるようになってきました。
体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
さて、今日は「世界陸上2025」についてお話ししたいと思います。
今年の世界陸上は、我が国・日本の東京で開催されています。
オリンピックに次ぐ世界最大級のスポーツイベントが自国で行われているということで、ニュースなどで注目されている方も多いのではないでしょうか。
世界陸上は、世界中のトップアスリートたちが集い、「人間の限界」に挑戦する場です。100メートル走、マラソン、走り幅跳び、ハードル、棒高跳び――それぞれの競技で、数ミリ、数百分の一秒を争う真剣勝負が繰り広げられています。
私はこれを観ていて、毎回感じるのが「集中力」と「準備」の重要性です。
特に陸上競技は、ほとんどの種目が一発勝負です。
どんなに実力があっても、スタートの一瞬、踏み切りのタイミング、風向き、気温、そして精神状態によって結果は大きく左右されます。
だからこそ選手たちは、自分の身体と心を何年もかけて調整し、あの一瞬に全てを懸けるわけです。
この「一瞬にすべてを懸ける」という姿勢は、私たちの仕事にも通じるものがあると思っています。
たとえば、重要なプレゼンの一言、商談での第一印象、クライアントとのちょっとしたやりとり――こうした“瞬間”に、日々の準備や心構えが如実に表れることがあります。
普段からの努力や準備が、その一瞬の勝負を左右する。これはスポーツもビジネスも、まったく同じだと思うのです。
また、今大会でもそうですが、日本代表選手たちは「世界の壁」に挑戦しています。
世界には驚くような記録を持つ選手がたくさんいますが、日本の選手もひるまず、自分の力を出し切ろうとしています。
この姿にも私は大きな勇気をもらいます。自分よりもはるかに優れたライバルがいたとしても、ひたむきに努力を続け、挑戦し続ける。
ビジネスにおいても、競合が強力であったり、目標が高すぎるように感じられることがあるかもしれません。
でも、それでも諦めずに挑み続ける姿勢が、結果的には自分自身の成長や、周囲への影響につながっていくのだと思います。
世界陸上は9月末まで続きます。忙しい毎日ではありますが、もし機会があれば、ほんの少しでも選手たちの姿を観てみてください。
全力で走る、跳ぶ、投げる姿は、言葉にせずとも何かを語っているように思います。
そしてそれは、私たちの日々の仕事や生き方に、新しいヒントや刺激を与えてくれるのではないでしょうか。
今日も一日、どうぞよろしくお願いいたします。
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