心を落ち着けることの大切さ
皆さん、おはようございます。
今日は、アフリカの寓話から学ぶ、心を落ち着けることの大切さについてお話ししたいと思います。
ある時、一頭のカバが川を渡っているときに、片方の目をなくしてしまいました。
カバは焦って前を見たり後ろを見たりしながら、一生懸命に目を探し続けます。
ところが、どれだけ探しても見つかりません。 やがて疲れ果てて、その場に座り込んでしまいます。
すると、動き回ることで濁っていた川の水が、次第に静まり返り、透き通ってきました。
そしてその時、カバはついに、自分の目を見つけることができたのです。
この寓話は、心を落ち着けることが、問題解決の鍵になることを教えてくれます。
私たちの仕事でも、予期せぬトラブルや思いがけないミスに直面することがあります。
そのような時、焦って対応しようとすると、かえって状況が悪化したり、見落としが生じたりすることがあります。
私自身も、過去にあるプロジェクトで予定外のトラブルが起きたときに、慌てて行動してしまい、結果的に解決までに余計な時間を要してしまった経験があります。
もしあの時、一度立ち止まって、冷静に状況を整理していれば、もっと効率的に対処できたのではないかと、今でも思い返すことがあります。
だからこそ、何か問題が起きたときほど、まずは一呼吸おいてみることが大切です。
そして、自分の心の状態をよく観察し、必要であれば少し席を立ってリフレッシュするなどして、心を整える時間を持つことも重要です。
心が落ち着いていれば、視野が広がり、本当に必要な行動が見えてくる。
それが、カバの目を見つけたように、解決の糸口につながるのではないかと思います。
今日も一日、落ち着いた心で仕事に取り組んでまいりましょう。
ありがとうございました。