建具の日
皆さん、おはようございます。
春の陽射しが一段と心地よくなってきましたね。木々の芽吹きとともに、私たちの気持ちも前向きになってくる季節です。
さて、今日4月10日は「建具の日」です。
これは、「良(4)い戸(10)」という語呂合わせから、日本建具組合連合会によって制定された記念日です。
建具とは、住宅や建物の開口部に取り付けられる、障子、襖、ドア、窓などの総称です。
普段は意識せずに使っているものですが、家の中の光や風の通りを調整したり、音や温度を遮断したりと、実に多くの役割を担ってくれています。
私はこの「建具の日」を通して、仕事の中でも“建具のような存在”の価値について考えてみたいと思いました。
私たちの職場にも、「目立たないけれど、なくてはならない存在」がたくさんあります。
たとえば、裏方で書類を整えてくれる人、会議の準備をしてくれる人、トラブルを未然に防いでくれる人。
また、いつも時間を守る、整理整頓を心がける、相手を気遣う言葉をかける――そういった日々の小さな行動も、まるで建具のように、全体の働きやすさをそっと支えてくれています。
こうした“当たり前に見える”ことが、実は組織の安定や信頼感の基盤をつくっているのだと思います。
もし、ドアがきちんと閉まらなければ音が漏れますし、窓がなければ光も風も通りません。
同じように、誰かの小さな配慮や工夫が失われたとき、組織の中でもどこかがぎこちなくなってしまうものです。
私は、自分が建具のような“つなぎ”や“調整”の役割を果たせているだろうか?と考えることがあります。
目立つ成果だけでなく、「誰かが働きやすくなるように」という視点を持つことで、より柔軟にチームの力を引き出せるのではないでしょうか。
また、建具には“和”のイメージもありますよね。
障子や襖のように、光をやわらかく通し、空間を仕切りつつもつなげる。
これは人間関係にも通じるものがあり、強く主張するのではなく、やわらかく場を整える力のように感じます。
今日は「建具の日」にちなんで、自分の役割や、周囲の“見えにくい貢献”に目を向けてみる一日にしてみませんか。
そして、それらに対して素直な「ありがとう」が言えるような、温かい職場でありたいと、私は思います。