【4月4日】「清明(せいめい)」をテーマにしたスピーチ

清明(せいめい)

皆さん、おはようございます。

春の風がやわらかく肌をなでるようになり、木々の新芽も次第に鮮やかさを増してきました。

今日は二十四節気のひとつ、「清明(せいめい)」にあたります。

「清明」とは、“清らかで明るい”という意味を持ち、万物が生き生きと輝き始める季節です。

草木が芽吹き、空気が澄み、まさに春の生命力を感じる時期。

中国ではこの時期に祖先を敬う「清明節」もあり、自然と人との調和を意識する季節とも言えます。

この「清明」という言葉、私は季節の移ろいを表すだけでなく、私たちの心の状態にも置き換えられるのではないかと感じています。

つまり、「心が清らかで明るい状態」――これは、忙しさの中でつい見失いがちな、理想のコンディションではないでしょうか。

仕事をしていると、どうしても頭の中が「タスク」でいっぱいになりがちです。

期限、数字、対人関係…さまざまな要素が複雑に絡み合って、いつの間にか思考も感情も“ごちゃごちゃ”になっていることがあります。

そんな時こそ、季節の節目をきっかけに、「心の整理整頓」をしてみるのも良いのではないでしょうか。

例えば、身の回りのデスクや資料を整えること。

それだけでも不思議と、心の中もスッキリしてきます。

あるいは、一度立ち止まって、「今、自分が本当に大切にしたいことは何か?」を見つめ直してみるのもいいかもしれません。

そうすることで、やるべきことと、やらなくてもよいことの境界が見えてきて、判断も行動も、より軽やかになります。

また、「清らかで明るい心」というのは、周囲にも良い影響を与えます。

自分の気持ちに少し余裕があると、同僚やお客様のちょっとした変化にも気づけたり、自然と感謝の言葉が増えたりします。

それがまた、職場全体の空気をやわらかくしてくれるのだと思います。

自然が目を覚まし、風景が色づくこの季節。

私たちの心もまた、少し「清明」に整えて、新たな一歩を踏み出す準備をしていきたいですね。

私自身も、今日という日を区切りに、頭と心を一度すっきりと整えて、また前向きに進んでいこうと思います。