ウィンザー効果
皆さん、おはようございます。
今日は「ウィンザー効果」という心理効果についてお話ししたいと思います。
これは、ある情報がその当事者から直接語られるよりも、第三者を通じて伝わった方が、より信頼されやすい、という現象を指します。
皆さんも、商品の購入を検討するとき、企業の広告よりも、実際に使った人の口コミやレビューを参考にした経験があるのではないでしょうか。
たとえば、「この化粧品は保湿力が高いです」とメーカーが謳っていても、「この前使ってみたけど、本当に乾燥肌が落ち着いたよ」と知人に言われた方が、より納得感を持って受け止められる。これがウィンザー効果です。
最近では、この効果を期待して、企業がSNSで影響力のあるインフルエンサーに商品を提供し、感想を発信してもらうという手法も一般的になっています。
これは、企業の宣伝ではなく「第三者のリアルな声」として受け取られるため、消費者の信頼を得やすいからです。
このウィンザー効果は私たちの日常や社内コミュニケーションの中でも活用できます。
たとえば、ある社員のプレゼンが良かったとき、上司が直接「よかったよ」と言うのも嬉しいことですが、別の同僚から「さっき部長が『プレゼン分かりやすかった』って言ってたよ」と伝えられた方が、より大きな喜びにつながることもあります。
これは、他人を介することで、自分が「本当に評価されたんだ」と感じやすくなるからです。
そして、こうした間接的な称賛は、職場の雰囲気を和らげ、チームの一体感やモチベーションの向上にもつながるのではないでしょうか。
もちろん、直接のフィードバックも大切ですが、場面によっては、ちょっとした工夫を加えて、第三者を通じてポジティブな言葉を届けてみる。
そんな小さな心がけが、組織の中に温かい空気を生み出すきっかけになると私は思っています。
私たちの周りにも、きっと多くの「良いところ」が溢れています。
それを見つけて、ちょっとした伝え方の工夫で、もっと気持ちの良い職場をつくっていけたら素敵ですね。
今日も一日、よろしくお願いいたします。