ミッキーマウスの誕生日
皆さん、おはようございます。
今朝も冷え込みが厳しくなってきましたね。
すっかり冬の気配が感じられるようになりました。
体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
11月18日、今日は「ミッキーマウスの誕生日」です。
ミッキーは、1928年に公開された短編アニメーション映画『蒸気船ウィリー（Steamboat Willie）』でスクリーンデビューを果たし、この作品の公開日が、公式な誕生日とされています。
ミッキーマウスといえば、誰もが知っている世界的なキャラクターです。
耳のシルエットだけで誰か分かる、そんなキャラクターはそう多くありません。
けれど、ミッキー誕生の裏側には「失敗と再出発」の物語があります。
ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーは、かつて「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」というキャラクターで成功を収めていました。
ところがある日、そのキャラクターの著作権が自分の手を離れ、会社の仲間まで引き抜かれるという、大きな損失を経験します。
事業の根幹を失うような衝撃だったと思います。
しかしウォルト・ディズニーはその経験を糧に、「もう誰にも奪われないキャラクターを自分の手で作ろう」と決意します。
そうして誕生したのが、今日誕生日を迎えたミッキーマウスでした。
私はこのエピソードに触れるたびに、「失敗や損失があるからこそ、生まれる発想や行動がある」と感じます。
悔しい思い、失ったものへの未練、そんな感情は決して無駄ではありません。
むしろ、それをどう受け止め、どう活かすかが、その後の自分自身を大きく変えるのではないでしょうか。
ビジネスの現場でも、完璧な成功ばかりが続くことはありません。
予想外のトラブル、計画の失敗、成果が出ない時期…。
そんなとき、「なぜ失敗したのか」と冷静に見つめ直す姿勢が、次の成長への第一歩になると、私は思います。
また、損失を経験することで、周囲への感謝や支えのありがたさに気づくこともあります。
ウォルト・ディズニーは、その後「すべてはネズミ一匹から始まった」と語っています。
それは、失敗の中から見出した再スタートの象徴でもあるのだと思います。
私たちも日々の仕事の中で、うまくいかないことや思い通りにならないことがあるかもしれません。
そんな時こそ、自分の中にある「次につなげる力」を信じてみる。
失敗から学ぶ姿勢を忘れず、前に進み続けることが、自分自身の価値を高めていくのではないか。
そう、私は思っています。
今日もまた、新しい一日が始まります。
過去の失敗が、今日の成長の種になるような、そんな前向きな気持ちで一日を過ごしていきましょう。
ありがとうございました。
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