「アントレプレナーシップ」をテーマにしたスピーチ

アントレプレナーシップ

皆さん、おはようございます。

皆さんは、「アントレプレナーシップ」という言葉をご存じでしょうか。

まだあまり聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、これからの時代を生きていく私たちにとって、とても大切な考え方です。

「アントレプレナーシップ」とは、よく「起業家精神」と訳されます。

ただ、これは何も起業する人だけに必要な力ではありません。

むしろ、企業や組織で働く私たち一人ひとりに求められるものだと私は考えています。

最近、「これからの時代は常識が通用しない」とよく耳にします。

テクノロジーの進化、価値観の多様化、予測不能な社会情勢。

これまでの経験則が通じない時代だからこそ、新しい価値を生み出す力が求められています。

そうした中で大事なのは、「誰かが引いたレールの上を進む」のではなく、「自分で道を切り拓く」姿勢です。

そして、それを支えるのがアントレプレナーシップ――すなわち「逆境に負けずに立ち向かう力」なのです。

目標を持てば、そこには必ず壁があります。

「無理だろう」「やったことがない」「前例がない」。

そんな言葉が飛んできたときに、諦めるのではなく、「どうすればできるか?」と考え抜く力。

これがアントレプレナーシップです。

この力を持つ人は、誰かと競争する必要はありません。

自分のやりたいことに挑戦し、困難を乗り越えていく。

その経験が自分だけの価値を育て、やがて他にはない存在感を生み出します。

私自身も、仕事の中で「本当にやりたいこと」を見つけたときに、思った以上のハードルにぶつかって落ち込むことがあります。

でも、少しずつでも進んでみると、できることが増え、自信がつき、「次もやってみよう」という気持ちになっていきます。

その積み重ねが、自分を「オンリーワン」にしてくれるのだと感じています。

これからの時代、変化を恐れるのではなく、変化を味方にして、自分なりの新しい価値を作っていく。

その一歩目に必要なのが、アントレプレナーシップなのだと思います。

今日も、自分らしい一歩を踏み出していきましょう。

ありがとうございました。