【7月1日】「ゴットフリート・ライプニッツの誕生日」をテーマにしたスピーチ

ゴットフリート・ライプニッツの誕生日

皆さん、おはようございます。

7月に入りました。

いよいよ夏本番を迎え、暑さも日々増してきますが、体調にはくれぐれもお気をつけください。

さて、本日7月1日は、ドイツの哲学者・数学者であるゴットフリート・ライプニッツの誕生日です。

彼は17世紀から18世紀にかけて活躍し、ニュートンと並んで微積分を発見した人物として知られています。

また、哲学、法学、政治、工学といった幅広い分野で功績を残した、まさに万能の天才でした。

ライプニッツの思想で特に私が興味深いと思うのは、「最善説」と呼ばれる考え方です。

彼は、「この世界は神が創造したものであり、存在し得る中で最善のものである」と説きました。

一見、現代のビジネス環境や日常生活に関係のない哲学のように感じるかもしれませんが、私はこの考え方から「現実をどう受け止めるか」「どう行動するか」というヒントを得ることができます。

たとえば、仕事でうまくいかないことがあったとき、その状況を嘆くよりも、「この経験があったからこそ、今後もっとよくできる」という視点を持つことができれば、それは成長のきっかけになります。

ライプニッツの思想は、「今、ここにあるもの」や「自分の置かれている状況」に価値を見出し、前向きに取り組む姿勢を後押ししてくれます。

また、彼のもう一つの重要な業績は、現在のコンピューターの基礎とも言える「二進法」を発明したことです。

「0と1」という非常にシンプルな仕組みから、今日の複雑な情報社会が成り立っています。

このことからも、基本に忠実であることや、シンプルな仕組みが持つ力の大きさを改めて感じさせられます。

私たちの仕事にも、つい複雑に考えてしまうような場面があります。

しかし、基本に立ち返り、仕組みをシンプルに整えることで、かえって物事がスムーズに進むということは多々あります。

ライプニッツの知的遺産は、時代を超えて現代の私たちにも多くの示唆を与えてくれているのです。

今日は、ライプニッツの誕生日という節目を通じて、彼の残した哲学や思考法に触れ、自分の考え方や仕事の取り組み方を少し見直してみる、そんな一日にしてみてはいかがでしょうか。

今日も一日、よろしくお願いいたします。