ソバーキュリアス
皆さん、おはようございます。
「ソバーキュリアス」という言葉をご存じでしょうか。
これは、「Sober（素面）」と「Curious（好奇心）」を組み合わせた造語で、本来お酒を飲める人が、自分の意志であえて飲まないライフスタイルを指します。
近年、この考え方が特に若い世代を中心に広がりつつあるようです。
例えば、飲み会ではあえてノンアルコール飲料を選ぶ、家でも晩酌の回数を減らす、といった行動が増えてきています。
「ソバーキュリアス」は「禁酒」とは違います。
我慢ではなく、あくまで選択であり、そこには、健康意識の高まりや、自分の時間をもっと有意義に使いたいという思い、さらには経済的な理由など、さまざまな背景があるようです。
私自身、お酒を飲むのは嫌いではありませんが、少し立ち止まって「なぜ今これを飲んでいるのか」と考えると、それが習慣なのか、気分転換なのか、付き合いなのか、意外と曖昧な理由だったことに気づくこともあります。
この「意識的に選ぶ」という姿勢は、飲酒に限らず、私たちの日常のあらゆる場面で応用できるのではないかと思います。
例えば、仕事のやり方や時間の使い方、人との関わり方も、いつの間にか「当たり前」になっていることが多いものです。
でも、ちょっとした好奇心を持って、「本当にこれが自分に合っているのか？」「今の自分にとって最優先すべきことは何か？」と問い直すことで、新たな選択肢や気づきが生まれるかもしれません。
「なんとなくやっていたこと」を見直し、自分の価値観に照らして再選択すること。
それが、仕事にも生活にも、より納得感のある時間をもたらしてくれるのではないかと感じています。
お酒を飲むか飲まないかという小さな選択からでも、自分らしさを取り戻すヒントが隠れているかもしれません。
今日も、ひとつひとつの選択を大切に、心地よく一日を過ごしてまいりましょう。
ありがとうございました。
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