言うべきことを言う
皆さん、おはようございます。
本日は、自分の意見をはっきり伝えることの大切さについて、お話ししたいと思います。
私たちは日々、さまざまなお客様や同僚、上司、取引先とやり取りをしています。
特にお客様に対しては、最大限の配慮をもってご要望にお応えすることが、私たちの使命だと思っています。
しかし、その中で一つ気をつけたいことがあります。
それは、「言うべきことを曖昧にしない」という姿勢です。
お客様の要望に応えようとするあまり、本来ならお伝えすべきリスクや制約、スケジュールの現実などをぼかして伝えてしまう。
あるいは、言いにくいことだからと後回しにしてしまう。
そんな場面、実は誰しも経験があるのではないでしょうか。
ですが、そうした曖昧な伝え方は、結果的にお客様にとっても、自分たちにとっても不幸な結果を生むことがあります。
誤解が生じたり、期待とのズレが生まれたり、最悪の場合は信頼を損なってしまうことにもなりかねません。
自分の意見や考えを相手にはっきりと伝えるというのは、時に勇気がいることです。
相手の気分を害してしまうのではないか、自分の立場が悪くなるのではないか、そんな不安もあるでしょう。
でも、そこで曖昧にせず、丁寧な言葉を選びながらも、率直に思いや判断を伝えることで、結果的に信頼関係は強くなると、私は思っています。
もちろん、伝え方には工夫が必要です。
ただの否定や反論ではなく、「私はこう考えています」「こうした背景があります」と、自分の立場と理由を明確にすること。
そして、相手の意見にもきちんと耳を傾けること。
そうした姿勢が、建設的なやり取りを生むのだと思います。
業務の効率化やトラブル防止という観点からも、自分の意見をはっきりと伝えることは、とても重要です。
そして何より、その積み重ねが、組織全体の信頼や成果につながっていくと信じています。
今日から改めて、自分の意見を、丁寧に、しかしはっきりと伝えることを意識して、業務に取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。