ストロベリームーン
皆さん、おはようございます。
6月に入り、夏の気配が少しずつ色濃くなってきました。
朝晩の風にも、どこか初夏らしい清々しさを感じるこの頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今日は、「ストロベリームーン」についてお話ししたいと思います。
ストロベリームーンとは、6月に見られる満月の呼び名で、アメリカの農事暦、特にネイティブアメリカンの暦に由来しています。
この名前の背景には、ちょうどこの時期がいちごの収穫期であったことがあります。
ストロベリームーンと聞くと、赤っぽい月を想像される方もいるかもしれませんが、実際には通常の満月と同じような色合いであることがほとんどです。
ただ、湿度や月の位置などの条件によって、やや赤みがかって見えることもあるようです。
この「ストロベリームーン」という美しい呼び名は、自然と調和して生きてきた人々の感性を感じさせます。
月の名前一つを取っても、その時期の風物詩や自然の営みと結びつけていたわけですから、日々の中に季節感を取り入れる視点というのは、現代に生きる私たちにも見習いたい姿勢だと思います。
私自身、こうした季節ごとの自然の変化に目を向けることは、忙しい毎日の中で一度立ち止まるきっかけになると感じています。
仕事でもプライベートでも、常に前へ前へと進もうとする姿勢は大切ですが、ふと立ち止まって空を見上げ、満月に気づく時間というのは、心にゆとりを与えてくれます。
今週末、もし晴れていれば、ぜひ夜空を見上げてみてください。
そして、ストロベリームーンが見えたら、「ああ、今日は特別な満月なんだ」と感じてみてください。
何か小さな気づきや、リフレッシュのきっかけになるかもしれません。
以上、皆さんにとって、心に残る夜空との出会いがありますように。
それでは、今日も一日よろしくお願いします。