買わないという選択
皆さん、おはようございます。
今日は「買わないという選択」についてお話ししたいと思います。
SNSを見ていると、購入した新しいガジェットや洋服、便利グッズなどを紹介する投稿をよく目にします。
私自身も「これは便利そうだ」「ちょっと欲しいかも」と、ついつい欲しくなってしまいます。
でも最近は、その一方で「買わないこと」を意識した投稿も増えてきているのをご存じでしょうか。
アメリカでは「NO BUY 2025」というムーブメントが注目を集めています。
物価の高騰や環境への配慮から、不要な買い物を控え、消費習慣そのものを見直そうという取り組みです。
その実践方法の一つがとてもユニークで、私も取り入れてみたいと思っています。
たとえば、気になる物があったら、すぐに買うのではなくて、まずは写真に撮っておきます。
それから、そのまましばらく放っておいて、もし月末までに一度もその写真を見返すことがなかったら、思い切って削除します。
それでもまだ三ヵ月経っても「やっぱり欲しいな」と思っていたら、その時点で、自分の貯金の範囲内で買うかどうかを考えるという流れです。
このやり方だと、「欲しい」と思った瞬間の勢いではなくて、少し時間を置いてから冷静に判断することができます。
皆さんにも、勢いで何かを買ったものの、使わずに棚の奥に眠っている…そんな経験はないでしょうか?
衝動買いは、気持ちを一時的に満たしてくれますが、使われない物に囲まれた生活は、逆にストレスの元になってしまうこともあります。
また、物が多ければ管理も大変ですし、スペースも限られます。
だからこそ、「本当に必要かどうか」を見極めてから購入するという姿勢が大切だと感じます。
「買わない」という選択は、我慢ではなく、自分の価値観を見つめ直す時間だと思うのです。
これからも、働く私たちが日々の忙しさの中で、お金や時間を大切にし、自分らしい暮らしをつくっていくために、この考え方は大きなヒントになるのではないでしょうか。
私もまずは、欲しいと思ったら写真に撮る。そして、少し距離を置いて考えてみる。そんな小さな習慣から始めてみようと思います。
ありがとうございました。