「ローリングストック」をテーマにしたスピーチ

ローリングストック

皆さん、おはようございます。

本日は「ローリングストック」についてお話ししたいと思います。

近年、地震や豪雨、台風など、自然災害が頻発しています。

災害が発生したとき、私たちの生活や仕事に与える影響は計り知れません。

だからこそ、日頃の備えが重要になります。

特に、企業としては「事業継続計画(BCP)」の整備が求められていますが、それと同じくらい大切なのが、個人としての備えです。

その備えの一つが「ローリングストック」です。

これは、普段の食品や日用品を少し多めに買っておき、古いものから順に使いながら補充していくという方法です。

特別な「非常食」ではなく、いつもの食材を活用することで、賞味期限切れのリスクも減らせますし、非常時にも“食べ慣れた味”があることで、心理的な安心感にもつながります。

私も自宅ではレトルト食品や缶詰、パックご飯などをこの方法で備蓄しています。

職場でも、最低限の備蓄をしておくことは重要です。飲料水、ウエットティッシュ、カセットボンベ、乾電池、食品用ラップ、使い捨てカイロなど、電気やガスが止まってしまった時に役立つものは意外と多く、これらも日常の中で少し多めに持つ意識を持つだけで大きく変わります。

ただし、備えるだけでは不十分です。

定期的に賞味期限をチェックしたり、使用した分をすぐに補充したりすることが大切です。

職場では「誰が」「いつ」チェックするのか、役割分担を明確にしておくことで、いざという時に慌てずに済みます。

そして何よりも大切なのは、「自分の身は自分で守る」という意識を持つことだと私は思います。防災は、行政や企業に頼るだけでは限界があります。

自助の意識があることで、家族や同僚を守ることにもつながります。

災害はいつ起きるかわかりません。

だからこそ、日々の生活の中で「備える」ことを当たり前にし、万が一のときにも冷静に対応できるようにしておきたいものです。

皆さんのご家庭や職場でも、ぜひ一度見直してみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。