「電車内のリュックの持ち方」をテーマにしたスピーチ

電車内のリュックの持ち方

皆さん、おはようございます。

4月に入り、通勤電車の中にも新社会人の方々の姿が目立つようになりました。

まだスーツが少しぎこちなく感じるこの時期、なんだかこちらも初心に返るような気持ちになります。

さて、今日は「電車内のリュックの持ち方」についてお話ししたいと思います。

リュックサックを背負って、混んでいる電車に乗る時、皆さんリュックはどうしていますか?

私は、数年前までは「前リュック」にしていた時期がありました。

混雑した車内では、後ろに背負ったままだとどうしても人にぶつかってしまうからです。

実際、以前は鉄道会社のマナー啓発ポスターにも「前に抱える」が推奨されていました。

ですが、最近ではその表示が変わり、「手に持つ」や「網棚に置く」が推奨されるようになっているようです。

なぜこのような変化が起きたのでしょうか。

鉄道ジャーナリストの梅原淳さんによれば、スーツにリュックというスタイルのビジネスパーソンが増えたことが背景にあるそうです。

リュックの利用者が増えるにつれ、マナーに対する捉え方も変化し、「前リュック」さえも邪魔に感じる場面が出てきた、ということなのでしょう。

ですが、ここで大切なのは、「この方法が正解」という一つのルールを作ることではなく、その場その場の状況に応じて、柔軟に対応することだと思っています。

混んでいるなら網棚に置く。手に持った方が動きやすいならそうする。逆に網棚がいっぱいだったり、車内に余裕があるなら前に抱えても問題ないかもしれません。

また、これはリュックの話に限らず、スマホを見ながら周囲に注意を払わない人や、イヤホンで音楽に没頭している人にも言えることですが、公共の場にいる以上、「自分の世界」に入りすぎないことが大事です。

私たちはそれぞれ違う目的、異なる一日を抱えて電車に乗っています。

その中で、互いに少しだけ注意を払い、気遣いをもって過ごせたら、通勤の時間も少しは心地よくなるのではないでしょうか。

ビジネスの現場でも同じだと思います。マニュアル通りの対応が必ずしも最善とは限りません。

その時その時の状況や相手を見て、柔軟に、そして誠実に行動することが、信頼を生むのではないかと私は感じています。

これからも、ただの「マナー」ではなく、「思いやり」や「気配り」として、日々の小さな選択を大切にしていきたいですね。

今日も一日、どうぞよろしくお願いします。