スマホ依存
皆さん、おはようございます。
スマートフォンやSNSは、今や私たちの生活に欠かせない存在となっています。
しかし、その便利さと引き換えに、「スマホ依存」 という問題が世界的に議論されるようになりました。
オーストラリアでは2024年に、16歳未満の子どもに対して一部のSNSの利用を禁止する法案が可決されました。
日本でも、中高生を対象に行われた調査で、およそ4人に1人がネット依存の傾向にあるという結果が出ています。
「ネットに夢中になりすぎる」「気づけば長時間続けてしまう」「やめようとするとイライラする」など、日常生活に支障をきたすような状態になると、健康や人間関係にも影響を及ぼしてしまいます。
確かに、ネットは私たちの生活を便利にし、時には救いとなることもあります。
SNSを通じて遠くの人とつながったり、知りたい情報を瞬時に得たりできることは、大きなメリットです。
しかし、時間を忘れて使い続けてしまうことで、睡眠時間が削られたり、リアルな人間関係よりもネットの世界を優先してしまったりするケースも増えています。
オーストラリアのように法律で規制するのが正しいのか、それとも家庭や学校、社会全体で教育を進めるべきなのか。
これは簡単に答えが出る問題ではありません。
ネットが与える影響は一人ひとり異なるため、大人が一方的に決めるのではなく、子どもたち自身とも対話しながら、より良い使い方を一緒に考えていくことが大切 ではないでしょうか。
そして、この問題は決して子どもだけのものではありません。
大人でも、無意識にスマホを触る時間が増え、仕事や生活のリズムに影響を及ぼしていることはないでしょうか?
ふとした瞬間にSNSを開き、気づけば想像以上の時間を費やしていることもあるかもしれません。
私たち自身も、「本当に必要な時間なのか?」を意識しながら使うこと が求められています。
大切なのは、「ネットに振り回されるのではなく、ネットを上手に活用すること」です。
その意識を持つことで、スマホやSNSの便利さを最大限に生かしながら、より充実した毎日を送ることができるはずです。
それでは、今日も一日よろしくお願いします。